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バスソルト事件後編 201410ハワイ旅行 人生最大のピンチ [事件]

前回の続きです。

前回記事では、ホノルル空港のセキュリティチェックで、手荷物が引っかかり、その原因がバスソルトにある、というところまでお伝えしました。
<前回記事はこちら↓↓↓>
バスソルト事件前編201410ハワイ旅行 人生最大のピンチ
さて、その後どうなってしまうのでしょうか。

恰幅のいい強面なオジさんが、私がロイヤルハワイアンセンターで購入したバスソルトを手に、様々な質問をぶつけてきます。

やりとりはもちろんAll英語だったのですが、大体の内容を以下に記していきます。

オジさん「これはなにかな?」
私「バスソルトです(みればわかるじゃん!)」
オジさん「ふーん。ほんと?」
私「ほんとです!」
オジさん「誰かからもらったとかではない?まさか違うよね?」
私「違います!違います!」
オジさん「どこで手に入れたの?」
私「嫁が、ロイヤルハワイアンセンターのお店で買いました。(レシートを見せる)」
ここで、シェパード犬が堂々と登場。ただでさえ英語でめっちゃ質問されまくってるのに、さらに動揺してしまう。
オジさん「バスソルトの袋開けてもいい?」
私「どうぞどうぞ」
オジさんと、犬がにおいをかいでいるようだ。
私「この人、勘違いしてるのかな?もし、これ犬が勘違いして吠えたら、、、もう日本には帰れないのかな」
匂いと外見のチェックに5分くらいかけたあと、リトマス紙みたいなものをバスソルトにつけている。色よ、かわらないでくれ!!と必死に祈りました笑

しばらくして、バスソルトの袋をしめはじめました。しかし、元入れていた手荷物カバンの中には入れてくれません。そして、オジさんが近づいてきて一言。
オジさん「Good smell !! Very good! Lavender!」
私「へっ??」
オジさん「特に問題ありませんでした。通っていいよ」
私「えっ?!?!」
オジさん「はやくはやくいきなって!」
その場でほとんど理解できませんでしたが、無事に通過することができました!助かったぁ!
汗だくで待っていた嫁と合流。なにがあったの??と聞かれても、しばらく動揺がおさまらず上手く話せませんでした。それくらい生きた心地がしませんでした。

なぜ引っかかったか。それは手荷物にいれたバスソルトでした。エックス線にとおしたとき、大量の粉末(私が見せてもらった時は、お米のように見えました)が見えていたため、職員の目に止まったようです。
結論から言えば、バスソルトはスーツケースに入れて、最初から預けてしまえば、ここまで時間はかからなかったでしょう。(ただし、スーツケース内のバスソルトもチェックした形跡がありました)

帰国してから、この事件については笑い話となり、会社の飲み会など、空気が冷え固まった時に、アイスブレイクする必殺ネタとなってくれましたが、きちんと原因を把握したいと思い色々調べました。

すると、バスソルトだけでなく、ハーブなど、香りが強いものなどと一緒に持ち込んではいけないものを持ち込んだりする事案がよくあるようです。特に昨今そのような規制は強化されていますから、念のため、ということもあったのでしょう。
ただ、ちゃんとどこで買ったかを証明できれば、きちんとした確認があるため時間はかかりますが、問題なく通れると思います。時間はセキュリティチェック自体も含めかかると思うので、余裕を持って搭乗手続きを済ませてください!

以上、人生最大のピンチについて書きました。
バスソルトだけでなく、肉や果物など、海外で買って日本に持って帰れないものがあります。旅行先の渡航情報ふくめ、外務省などのサイト等で情報収集をしておきましょう!

次回からは、昨年の新婚旅行の際のハワイ旅行について書いていきます!



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バスソルト事件前編201410ハワイ旅行 人生最大のピンチ [事件]

次回から、昨年の新婚旅行でハワイに行った話を、今年行ったハワイ旅行と比較しながら書いていこうと思います。
なにせ新婚旅行のことなので、いろいろイレギュラーなこともありますが、ご容赦ください。

今回は、前回書いたとおり、昨年のハワイへの新婚旅行で発生した人生最大のピンチについて書いて行きます。前編後編と2回に分けます。

事件が起きたのは笑、ハワイから日本へ帰国するホノルル空港でした。新婚旅行ということもあり、今年以上に多くのお土産を購入していたため、スーツケースにすら入りきらず、機内持ち込み用の折りたたみのバッグにいくつかお土産を入れていました。
特に、バスに乗る前に、ロイヤルハワイアンセンターの、アイランドソープ&キャンドルワークスというお店で、バスソルトを結構買いました。そして、案の定スーツケースには入らなかったので、なんの気もなく漫然と手荷物の中にバスソルトのいくつかを入れました。これが、事件の発端になるとは全く考えていませんでした。

今後書いていきますが、そもそもこの時飛行機の整備のため、出発が大幅に遅れるという情報が入っており、ANAを使ったのですが、一人当たり20ドルのミールクーポンをいただいていました。なので、頭の中はセキュリティでたら、いかに20ドルギリギリでごはんを食べるか、しか考えていませんでした。

セキュリティチェックまで、搭乗手続きが終わってから30分くらいでした。
まずびっくりしたのは、靴を脱がされることでした。さすがは、アメリカ、厳重だなあと思いました。機内持ち込み用荷物と時計や携帯をケースにのせ、いざ探知機へ!
…特に問題なく、音もしなかったので、終わったー!!と思ってベルトをつけていると、ビービーとけたたましく、鳴り始めました。

誰だろ、まさか嫁じゃないよなあ、引っかかったら時間がかかりそうだなあ、と思っていたら、職員の方と目があった次の瞬間、
「Please,come on!!!」
なんと、自分の手荷物が引っかかっていたのです。
一瞬で身体中の血が止まったように感じ、冷や汗がでてきました。
しかも、オール英語でまくしたてられます。でも非常事態だったからでしょう、人生でこんなことないってくらいに全て聞き取れました。まるで日本語を聞いているかのようでした。
要件は、荷物の中身をチェックしていいか?バスソルトがきになる、と。

バスソルト?だって、もとをただせば塩じゃないか!笑 と今振り返ってもわけわからないことを思っていました。エックス線の画像まで見せられる始末。これは帰れないんじゃないか、そう覚悟を決めました。

後編は次回に!



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